目次
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神社で参拝するときの心構え
神社でお参りするときの心がまえや、参拝の手順などを紹介します。
神社に行くときは神様に失礼にならないようにする
本来、神社とは自分のお願いをしに行く場所ではありません。
『いま生きていられることの感謝の気持ち』を神様にお伝えに行く場所です。
そして神様のいらっしゃる場所にお邪魔させていただくわけですから、絶対に失礼なことがあってはいけません。
神様のお住まいにズカズカと入ってきて、感謝の気持ちもないのに、お願いだけはしっかりするというのは良くありませんよね。
『神様への感謝』と『お邪魔させていただきます』という気持ちを忘れないようにしましょう。
また、行き先の神社の歴史などは事前にできるだけ調べておきましょう。
たとえば恋人がほしいのなら、恋愛運で有名な神社にいくと思います。
その時に、その神社でまつられている神様のお名前すら知らないで行くというのはダメですよね。
くれぐれも失礼のないようにしましょう。
神社に行くときには身だしなみを清潔に
神様にあなたの姿を見ていただくわけですから、不潔だったり、だらしない服装だったりしてはいけません。
正装である必要はないですが、神様に失礼にならないような恥ずかしくない格好をしていきましょう。
お賽銭は投げちゃダメ
神様にお供えするのに、それを投げるなんてとんでもない!
お賽銭箱の前に立ったら軽く一礼をして、静かに、そして丁寧に入れましょう。
『お願い』ではなく『誓い』をお伝えする
神社でお参りするときには、
「~なりますように」「~してください」とお願いするのは良くありません。
お伝えするのは願いではなくて誓いです。
自分の願いを叶えるのは、神様ではなく努力をする自分だからです。
神様に自分を覚えていただくためには自己紹介をした方がよいですね。
「~~に住んでおります、〇〇です。」
「~~という仕事をさせていただいております。」
「いつもお守りくださいましてありがとうございます。」
といった感じで丁寧にごあいさつすると、神様もあなたに好印象をもっていただけると思います。
神様に自己紹介をすませた後は、
「私は願いを叶えるためにこういう努力をします。」
という誓いを立てましょう。
その後は願いを実現するために努力をするのです。
神様に誓ったことが嘘にならないように努力をし続ければ、願いはきっと叶うと思います。
それに神様は見てくださってますから、どうしようもない時はきっとお力を貸してくださるのではないでしょうか。
神社での作法(お参りの手順)
- 鳥居をくぐって参道を歩く
- 手水舎でお清めをする
- お賽銭を納めて鈴を鳴らす
- お参り
- 参道戻る
鳥居をくぐって参道を歩く
神社に入るときには服装を正し、一礼をしてから鳥居をくぐります。
帽子をかぶっているなら、とって一礼します。
鳥居は神様の世界と、私たち人間が住む世界を仕切る意味があるので、
「お邪魔します」の気持ちで一礼をしてから入るわけですね。
鳥居の真ん中からではなく、左右のどちらかに寄ってくぐるのが作法です。
そして、外側の足から踏み出すと良いとされています。
(左寄りなら左足から、右寄りなら右足から)
これは次に説明する参道の話につながっています。
参道の真ん中は、正中(せいちゅう)と呼ばれる『神様がお通りになる道』です。
ですから、真ん中を歩くのはいけません。
鳥居の真ん中に立たないというのも同じ理由ですね。
鳥居をくぐるときに左足から踏み出す理由は、正中に背中を向けないためです。
また、正中(せいちゅう)を横切るときには「失礼します」の意味で軽く頭を下げましょう。
参拝者が多くて先に進めない時には、参道横の砂利道を歩いても大丈夫です。
砂利を踏みしめる音には魔よけの意味があるといわれています。
手水舎でお清めをする
手水舎の読み方は「ちょうずや」「ちょうずしゃ」「てみずや」「てみずしゃ」。
柄杓(ひしゃく)が置いてある、お清めの水が流れているところですね。
左手→右手→口→左手の順番で清めます。
※一杯分の水で行うのが作法です。また、柄杓を口につけてはいけません。
お清めの手順
- 右手で柄杓(ひしゃく)を持って手水をすくう
- 左手を清める
- 左手に柄杓をもちかえて右手を清める
- また右手に柄杓を持ちかえて、左手に水をためる
- 口に水をふくんで、静かに吐きだす。(音を立てないように)
- 左手を清める
- さいごに柄杓を立てるようにして、柄に水をしたたらせて流す
- 柄杓を静かに元の位置にもどす
お賽銭を納めて鈴を鳴らす
賽銭箱の前に来たら一礼(45度)をして、お賽銭を静かに入れます。
お賽銭の額は決まっていないということですが、自分の気持ちの大きさにふさわしい金額を納めるのが良いのではないでしょうか。
お賽銭を納めたら、鈴を鳴らして参拝者を祓い清めます。
お参り
お参りをするときの作法は、二礼二拍手一礼(にれい にはくしゅ いちれい)が一般的と言われています。
神前に二回おじぎをして、二回かしわ手を打ち、さいごに一回おじぎをするという意味です。
二拝二拍手一拝(にはい にはくしゅ いちはい)という言いかたもあります。
(※出雲大社は特別で、二礼四拍手一礼。5月14日の例祭の時は二礼八拍手一礼になります。)
『お参りの手順』
- 神前で背筋の伸ばして2回おじぎをする(90度の角度)
- 胸の前で両手をあわせて、右手を下に少しずらす(指の関節一つ分)
- 肩幅ぐらいに手を開いて、パン!パン!と二回音を鳴らす(かしわ手)
- お祈りをする
- 1回おじぎをする
- さいごに会釈をして下がる
4番のところでお祈りするのですが、ポイントは2つ。
- 神様にごあいさつして、感謝の気持ちをお伝えする
- 自分の誓いを立てる(~になりますようにという、お願い事はしない)
参拝のあとは
参拝をすませた後は、おみくじを引いたり、お守りを買ったり、御朱印を頂いたりできます。
最近は御朱印ブームなので、参拝をせずに御朱印だけもらいに来る人もいるらしいですね。
でも、御朱印は参拝をした証ですから、必ず神様に参拝をしてから頂くようにしましょう。
なお、御朱印をいただくときに納める金額は、多くの寺社で300円ぐらいのようです。
ホームページがある寺社では料金を確認できると思いますので事前に調べていくと良いでしょう。
神社から帰るときには
やはり参道の真ん中を通らないように気をつけて歩きましょう。
鳥居をくぐったら社殿に向かって振り返り、一礼をしてから帰りましょう。
まとめ
今回はパワースポットに行く前に知っておきたい知識や心がまえ、そして神社での作法などを紹介しました。
パワースポットに行くときには、あなたの心がしっかりとパワーを吸収できる状態になっていることが大事です。
また、神社に行くときは神様に失礼にならないようにするなど、やはり心がまえが一番大事ですね。
それではおさらいです
- パワースポットはあなたがどうなりたいかを考えてから、行くところを選ぶ
- パワースポット初心者は、『気』が強すぎる所に行くと体調をくずすことがある
- スケジュールを詰め込みすぎないように気をつける
- その土地の食べ物を食べて、お土産を買うなどお金を使ってお返しをする
- パワーを多く吸収するために、パワースポットの近くに宿泊する
- パワーストーンがあるなら、パワーをチャージするために持っていく
- 帰ってきた時を考えて部屋を片づけておく
- パワースポットの待ち受け画面は、半年間で貼りかえる
- 急なトラブルで行けなくなった時は、まだ行く時ではない
- 神社では神様に失礼にならないようにする
- 身だしなみは清潔に
- 神社はお願いではなく感謝を伝えるところ
- お賽銭は投げない
- お願いではなく、自分の誓いをお伝えするのはOK
- 神様に立てた誓いが嘘にならないように努力すること
- 御朱印は参拝を済ませてから
最後まで読んでいただきありがとうございました。
1 件のコメント
お賽銭に一万円札入れれるくらいに成長したいです。(よろずの人のハッピー)そのために何かを頑張ります!何かはまだモヤモヤですが、何らかのカタチで。今日、家から数百メートルの神社に行きました!そのまえに、お墓に行って皆に「ありがとう」良いました。またお盆に来るからね。って布告して、オジギソウみたいな状態でした。なんかお墓でとっても凄い楽しい体験がありました。私が夢をありがとうトークを熱弁してるとお墓に立ってる木の棒のようなものが、ことっ、っと動いて!!これは、ポルターガイストではなく、メッセージでした(^^)
伝わるんだな、と嬉しい気もちになりました。しかも、何本かささってたのに、そのうちの一本だけ動いて!…もう、感激過ぎて…!思わず、うるっと。
ありがとう、ありがとう。
よかった、よかった。
連発でしたね(^^)
こんなに自分の考えてる事が
相手にわかってもらえるという事が
何と嬉しいことか。
そう思える瞬間でした(^^)