日本を襲う食糧危機!中国による米の買い占めへの対策が必要

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中国の深刻な食糧危機が、日本にも影響する可能性が現実味を帯びてきました。

2020年の中国は

  • 東北部の干ばつ
  • 中南部は長雨による洪水
  • 北部と南部にバッタの異常発生
  • 世界最大のダムである『三峡ダムの決壊』の恐れがある
  • アフリカ豚コレラと鳥インフルエンザが発生している

など、中国は今かなり厳しい状況になっています。

 

最近では習近平国家主席が『食べ残し禁止令』を出したことも報じられました。

今のところ日本は食料の輸出規制をしていないので,日本の食料が中国に買い占められる可能性もありえるということですね。

これが日本を襲う食糧危機です。

今回は、

  • 中国の食糧不足を報じるニュース記事の紹介
  • すでに日本から食料が中国に流れている可能性
  • 私たちが備えておくべき食糧危機への対策

という内容で記事を書きました。

 

この記事は2020年8月20日に書いています。

あくまでも可能性の話ですが、食料品の価格が高騰するかもしれないという話なので、一つ頭に入れておいてもらえればと思います。

日本を襲う食糧危機!中国による米の買い占めへの対策が必要

日本を襲う食糧危機と題して、

  • 現在の中国の状況
  • 現在の日本の状況
  • 私たちが備えておくべき食糧危機への対策

を記事を書いています。

この記事を書くにあたって、JBpress様の記事を引用させていただきました。

2020年に中国で起こった災害と食糧不足

中国が2020年6月から続く豪雨で大洪水が起こり、農作物が深刻な被害を受けたという話です。

 中国では6月初旬から2カ月近く続いた豪雨の後、8月の台風シーズンに入って、長江、淮河、黄河など主要な河川流域で大洪水が発生した。とりわけ長江下流域の湖北、湖南、安徽、江西、江蘇各省は、中国の農産物の約24%を生産する穀倉地帯で、農作物が深刻な被害をうけ、今秋の収穫が大幅に減少すると予想されている。

引用:JBpress https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61739

 

 

  • 中国の東北部で干ばつが続いて農作物が枯れたこと
  • 洪水が発生したこと
  • バッタの異常発生して稲やトウモロコシ、柑橘類などを食べ尽くしたこと

などが書かれています。

さらに、中国自生種のバッタも発生した。今春、中国の東北部では干ばつが続き、農作物が枯れていたところへ、6月初旬から一転して高温多雨になり、洪水が発生。6月初旬、吉林省、黒竜江省などで蝗害が発生した。ちなみに「蝗(イナゴ)」といっても、正確にはバッタの一種で、6月中旬に湖北、雲南、廣西、湖南各省、7月上旬には広西省に広がって、稲やトウモロコシ、柑橘類などを食べ尽くした。

中国政府は全国に「食糧生産用地」を確保する方針を打ち出し、果樹や野菜の代わりに稲や小麦を植えれば、1ムー当たり3000元の補償を与えると約束した。今後、8月から9月の台風シーズンには、さらに大量のバッタが発生すると予測され、駆除は困難を極めている。

引用:JBpress https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61739?page=2

 

 

アフリカ豚コレラが発生して1億頭以上が減少したということです。

中国農業農村部は、「今年の食糧の生産量は、かならず6億5000万トンを実現しなければならない」と強調しているが、実は心配の種は穀物以外にもある。アフリカ豚コレラ(ASF)の再発である。

アフリカ豚コレラは人間には感染しないとされ、豚熱(CSF)とは別種のものだ。しかし豚への感染力は強く、猛毒性で致死率はほぼ100%。昨年、中国で大流行して、前年比4割に相当する1億頭以上が減少した。

引用:JBpress https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61739?page=2

 

 

  • アフリカ豚コレラによって生産量が40%減少したこと
  • 中国が豚肉を大量輸入すれば、世界中で豚肉不足が起きること
  • 鳥インフルエンザも流行中であること
  • 鶏肉と牛肉の需要が高まり、食料品全体の価格が2割から5割上がっていること

などが書かれています。

 中国の2018年の豚肉生産量は5403万トンで、年々輸入が増えているが、世界の豚肉貿易量は800万トンしかない。もし中国が輸入拡大して豚肉の大量輸入に走れば、世界中で豚肉不足が起きてしまう。

今年、そのアフリカ豚コレラが再発生しているのだ。しかも豚熱(CSF)、鳥インフルエンザも流行中だ。豚肉の生産量が40%以上減少したことで、鶏肉、牛肉の需要が高まり、食品全体の価格が2割から5割も高騰している。

引用:JBpress https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61739?page=3

 

 

中国との仲が悪くなっているアメリカから穀物を大量に輸入していることを見ても、なりふり構っていられないようです。

アメリカ農務省は、7月10日から16日までの間に、アメリカから中国へ輸出した豚肉、トウモロコシ、木綿、大豆、米などが、総額約319億ドル(3兆4715億円)に達したと発表した。トウモロコシに限ってみれば、7月10日、中国は13億6500万トンを購入したのに続いて、7月14日にも17億6200万トンを購入し、貿易取引額としては過去最高記録を達成した。それ以外にも、大豆、ソルガム、米などを、アメリカから“静かに”買い集めているという。

米中経済戦争のさなかにも関わらず、中国はせっせとアメリカから食料を輸入しているのである。もはや中国の食料不足は明らかだろう。

引用:JBpress https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61739?page=3

 

日本でも北海道から食料が中国に流れている!?

日本でも北海道の食料が『アリババ』によって、すでに中国へ食料が流れているのではないかという声も聞こえます。

今のところ日本政府は食料の輸出規制を掛けていないので、北海道だけでなく日本全国の食料が買い占められる可能性もあるのではないでしょうか。

 

日本でも店頭から食料が少なくなれば、価格が高騰することが予測できますよね。

 

さらに世界最大のダム『三峡ダム』が決壊すれば、中国の下流域で4億人以上が被災すると言われています。

武漢、南京、上海などの大都市がさらなる洪水に襲われてしまうということです。

上海かの中心地から100kmほど離れた場所には原発もあるので、被害の大きさは想像を遥かに超えるかもしれません。

 

2020年8月21日現在、三峡ダムの上流にある重慶に洪水が起きています。

この水が危険水域を大きく超えている三峡ダムに流れていくわけですね。。。


三峡ダム決壊の洪水被害は日本にも影響する?現在の状況や水位も調査してみた!

日本でも食料不足や価格の高騰に対して備えが必要

日本政府がこのまま食料の輸出に規制をかけなければ、中国に買い占められる可能性があると思います。

店頭からすべての食料品が消えるとまでは思いませんが、価格が高騰する可能性があることは、これまでにお伝えしてきたとおりです。

 

日本には中国に近い国会議員や地方知事も多いので、食糧支援と称して積極的に送る可能性もあるかと思います。

マスクや防護服を中国に支援したこともありましたよね。

 

もちろん人道的な感情から支援することは良いことだと思いますが、日本の政治家は自国民の生活の安定も忘れてもらっては困ります。

世界では輸出を規制する国もあるのですから、日本も対策をしてもらいたいですよね。

 

 

まとめ

今回は、中国で起きている食糧危機によって日本も影響を受ける可能性があることをお伝えしました。

日本政府も食料品の価格が高騰しないように、輸出規制を掛けるなどの対策を打ってもらいたいと私は思います。

しかし、今のところそういった動きも見えないので、私たちは各自で対策が必要なのかもしれませんね。

 

私は日持ちする食料品は少しずつ買っておくなどしておこうと思いました。

お米は定期便で購入するという手もありますからね。

 

以上で今回の記事を終わりたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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