緊急地震速報で生存確率は上がると熊本地震の被災者が実感した警報の重要性

2019年1月3日18時10分ごろ熊本県玉名郡和水町(なごみまち)で最大震度6弱を観測する地震が発生しました。

福岡でも震度4、佐賀、長崎、大分、宮崎でも震度3の地域があったようですね。

現在のところ大きなケガをされた人は確認されていないということなので一安心です。

大きな揺れがあった地域では余震がいつくるか分からないので、しばらくは不安で眠れない日々が続くかもしれませんね…。

 

今回の地震では、夕食時に突然スマホから緊急地震速報が流れたので、私も熊本地震の時に感じた緊張感が走りました。

筆者が住んでいる町は2016年の4月に発生した熊本地震の震源となった場所です。

(今回の地震は、私の町は震度3でした。)

今日は二度にわたる震度7を経験した筆者が、緊急地震速報の重要性について記事を書きます。

緊急地震速報の重要性

あなたは緊急地震速報の警報を実際に自分のケータイから聞いたことがあるでしょうか?

突然ケータイが「ウゥゥ ウゥゥ ウゥゥ」とか「地震です」とか鳴り出すんですよ。

聴いたことがなければYouTubeでも聴くことができるので一度聴いてみてほしいです。

メチャメチャ不気味ですが、どういう音かを知っておくことで本当に地震が来た時にすぐに警報だと認識できるかと思います。

 

私がこの警報を初めて聞いたのは2016年の熊本地震の1回目の震度7の時だったと思います。

その時は、「なんかケータイが鳴ってるなー」って気づいて、画面を見たら「あ、地震がくるのか…」と思った次の瞬間、私を含め部屋中の家具が右に左になぎ倒されたという感じでした。

もちろん、その時もアラームが鳴ってくれたおかげで警戒することができたので緊急地震速報があって良かったと思います。

 

そして今回の和水町での震度6弱の地震でも緊急地震速報が鳴ったので、前回の熊本地震の時の恐怖がよみがえりました。

ただし今回は、前回の熊本地震の経験から、警報を聞いて冷静に動くことができました。

  • 警報が鳴ったあと、速やかに部屋の安全な位置に移動するという行動がとれた。
  • また熊本地震のような大地震が来た場合のことを想定して、静かに地震が来るのを待つことができた。
  • 実際に地震が来てから揺れが収まるまで冷静でいられた

一番思ったのが、できるだけ地震が来る前に安全な場所へ移動するのが大事だということです。

それだけで生存率はかなり上がるだろうと感じました。

また、揺れが収まった後の行動を冷静に考えられることで、逃げ遅れた家族を助けに行くこともできるかもしれないと思いました。

 

今回の地震は震源地から私の町が遠かったことで、音を聞いてから落ち着いて動くだけの時間もあったのかもしれません。

ですが、たとえ震源地に近くて揺れ始めるのが早くても、ほんの少しでも地震が来ることに早く気づくことができれば、それだけでかなり違うと感じました。

やはり緊急地震速報は必要なものだと改めて思いました。

避難訓練を実施するときの提案

学校や職場などで避難訓練をすることがあると思いますが、その訓練って非常ベルでやってませんか?

でも実際に地震が起こった時に非常ベルで知らせないじゃないですか。

 

私は非常ベルじゃなくて緊急地震速報の音でやるべきだと思います。

実際に地震が来た時に、音を覚えているかいないかで何秒か変わると思います。

避難訓練用の警報のアプリとか作ってケータイや放送で流して訓練した方がリアルで良いと思いますよ。

さいごに

今回は緊急地震速報の重要性について記事を書いてみました。

音については、震災の時に子供たちが怖がって「音を消してほしい」と泣いていたという話も聞きました。

そこは改善できる余地があれば改善していただくのがベストなんですが、まずは知らせることが第一なので、ある程度は仕方ないものだと私は考えます。

そして何より警報の音をみんなが覚えることが大事だろうと思います。

 

近年では日本国内だけでなく海外でも大きな地震が多発してますし、その周期もどんどん短くなっている気がしてとても不安です。

地震が来ることを想定した備えをしておくことが必要ですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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