今のご時世、ネットを使うラーメン好きならば「ラーメン二郎」や「二郎系ラーメン」という言葉は聞いたことがあるでしょう。
山のように盛られた野菜にニンニクマシマシとかいう呪文が飛び交うお店。
うわさで聞いただけっていう人にはそういうイメージがあるのではないでしょうか。
「でも二郎系のラーメンって東京とかあっちの方でしか食べられないんでしょ?」
「そんなところまでわざわざ行くのも大変だし、いつか行けたらいいな…。」
熊本に住んでいる人の中に、そう諦めている人はいませんか?
でも熊本にもあるんですよ。
美味しい二郎系ラーメンが。
お店の名前は『厚盛太麺 太一商店』。
この太一商店さんは大分に本店があるそうです。
大分グッジョブですね!(*´▽`*)
今回は、美味しく食べられて絶対に満腹になるラーメン屋さん『厚盛太麺 太一商店』をご紹介します。
目次
太一商店ってどんなお店?
太一商店は二郎インスパイア系というだけあって、ボリュームにこだわったお店です。
注文する時に『野菜の量』『ニンニクの量』『背脂の量』『スープの味の濃さ』『麺の固さ』を調整してもらうことができます。
食券を買う時に麺の大盛りも選べます。(有料)
注文時に『野菜の量を多め』にしておくと、ラーメンを運んできた時に「野菜の量はこれぐらいで大丈夫ですか?」と聞いてくるので、もっとほしい場合は「もう少しお願いします」とか言うとまた足してくれます。
野菜の量は無料で増やしてくれるので、食べられる範囲で盛ってもらいましょう。(^_^)v
写真は野菜を追加してもらった状態です。
写真撮る前に一口食べちゃった(笑)
そしてこのお店は極太の自家製麺を使っているのも特徴です。
普通の麺より明らかに太くて、断面が四角い麺です。
そのため、ツルツルっとリズミカルに食べ進めるのではなく、口に入れた麺をしっかり噛んで飲み込んでいく必要があるぐらい食べ応えのある麺になっています。
気になるスープのお味は『濃厚しょう油とんこつ』です。
濃厚っていうキーワード、これあとでテストに出ますからねー。
熊本に太一商店は現在2店舗ある
太一商店さんは現在、熊本には小山店と浜線店があります。
小山店は第一空港線のエンペラー空港通り店のとなりです。
浜線店は浜線バイパスのすたみな太郎のすぐ近くですね。
浜線店の方は駐車場が広いです。
両方のお店とも、お昼や夕飯時には行列ができます。
腹ペコ度MAXの状態で行列に並んでしまうと、食べる頃にはお腹すきすぎて逆に食べられなくなるパターンもあり得るので注意しましょう。
運がいいとすんなり入れます。
太一商店に初めて食べに行く人へのアドバイス
太一商店は販売機で食券を買って店員さんに渡すスタイルのお店です。
※価格は2018年現在のものです
まずは、食べたいラーメンの種類を選びます。
- ラーメン 680円
- レッド 780円
- 味噌太一 780円
- スペシャル 930円
- 肉増し(2枚) 980円
- 味玉 780円
- 太一盛り 830円
- 麺の大盛 +50円
- もっと多い『カチ盛り』 +100円
- 小盛(麺半分) 50円引き
つけ麺は『あつもり麺』か『ひやもり麺』を選べます。
温かいスープに温かい麺を浸して食べる『あつもり麺』
温かいスープに冷たい麺を浸して食べる『ひやもり麺』
- つけ麺 700円
- 肉増し 1,000円
- 味玉 800円
- スペシャル 950円
- 麺の大盛 +50円
- もっと多い『カチ盛り』 +100円
まぜそばもあります。(あつもり・ひやもり。割りスープあり)
- おろしまぜそば 680円
- 麺の大盛・カチ盛りは無料
- 鬼盛は +50円
次に野菜の量などを選びます。
- 野菜の量 少なめ・普通・多め
- 背脂の量 少なめ・普通・多め
- にんにくの量 少なめ・普通・多め
- タレの濃さ 少なめ・普通・多め
これらを食券販売機のタッチパネルで選ぶことができます。
麺の固さはマーカーで丸を囲んだような…。(いつも選び忘れる)
とにかく麺の固さも選べます。
初心者はタレの濃さは普通がおすすめ (もしくは少なめ)
注意すべきなのは『タレの濃さ』です。
少なめにすると味が少しあっさりに、多めにすると味が濃くなります。
初めて太一商店に行く人は、タレの濃さを『普通』もしくは『少なめ』にすることをオススメします。
なぜタレの濃さに普通をオススメするのか。
それは筆者の過去の経験によるものからです。
筆者は太一商店(小山店)がオープンした年に、友人と一緒に3人で食べに行ったんですよ。
たしか3人ともメニューの『スペシャル』を選んだと思います。
私たち3人は味が濃い方が好きだったので、タレの濃さを『多め』で注文しました。
しかしここ太一商店さんはタレの濃さ『普通』でも味が濃いめなんです!
お店の看板に『濃厚』ってちゃんと書いてあるんですよ。
それで、『タレの濃さ 多め』を選んだ結果、どうなったかというと…。
味が濃すぎて全部は食べ切れませんでしたッ…!( ;∀;)
友人の1人だけが味がメチャメチャ濃いのでも大丈夫だったので、彼だけは完食したような気がしますが私は無理でした。
これは実話なんですけど、残したくなかったのでコップの水をラーメンの中に入れて薄めながら食べ進めました。
しかし舌と脳に味の濃さが焼き付いてしまって、どれだけ薄めて食べてもずっと味が濃いまま変わらないという感じで結局ギブアップしてしまいました。
(それ以来、私は人前で濃い味が好きとは二度と口にすることはなくなりました。)
それから3年ぐらい経ったある日、私と同じくギブアップした方の友人が「あのラーメンはタレの濃さを『普通』にしたら美味しかった」と言って来たので、もう一度食べに行くことにしました。
メニューは3年前と同じ『スペシャル』
もちろんオーダーはこれ。
- 野菜の量 多め
- 背脂の量 多め
- ニンニクの量 多め
- タレの濃さ 普通
出てきたラーメンのスープをレンゲにひとすくい、のどに流し込む。
結果は…?
………
……
…
「見つけたな。」
濃い目の味付けが好きな私にとっては、ちょうどいい濃さだったんですよ!
マ・ジ・で・美味い!
野菜もたくさん食べられて、チャーシューも厚切りで食べ応えあるのが2枚入っている。
大満足で完食しました☆(*´▽`*)
それからというもの、定期的に食べたくなっちゃって多い時には月に2回ぐらい行くこともあります。
この記事を書いている2018年の12月には2回行きました。
ちなみに私は小山店と浜線店に合わせて14回ぐらい行っていますが、いつもスペシャルばかり注文してしまいます。
一度だけ『太一盛り』を頼んでみたのですが、その時にスペシャルの方が自分は好きだと思ったからです。
ですから、スペシャルに入っている具材しか知りません。
スペシャル(930円)に入っている具材
- 半熟味玉
- チャーシュー2枚
- ニラキムチ
これに通常のラーメンでも盛ってもらえる野菜(もやし・キャベツ)と背脂、ニンニクが入っています。
※背脂とニンニクは無しにもできます。
チャーシューはとても柔らかくて、ご覧のとおり厚みがスゴイです☆
半熟の味玉もおいしいです!
下の写真の左側に映っているのがニラキムチです。
これはすごく辛いので苦手な人はいるかと思います。
私はけっこう食べる方なので、麺を大盛(+50円)で注文するのですが、かなり量があります。
野菜も多めにしてもらうとすごい量です。
大食いじゃない人は普通盛りでも十分おなかいっぱいになると思いますよ~( *´艸`)
さいごに
というわけで、二郎系ラーメンの太一商店さんのレビュー記事を書いてみました。
私がこのお店に行きたくなる理由は2つあります。
一つは『美味しいから』という単純な理由。
そしてもう一つは、『あの量を食べきれるのか挑戦したい』というものです。( *´艸`)
ちなみに完食できなかったのはオープンした年に行って、味が濃すぎてギブアップした1回だけです。
山盛りにした野菜たっぷりのラーメンを完食すると満腹感と同時に達成感があります。
年齢を重ねるごとに食が細くなっていくのが嫌で、
「まだ自分はこれだけ食べられる」
という気持ちを持っていたいんですよね(^_^)v
でも、やっぱり一番の理由は美味しいからです。
この記事を読んで「一度食べに行ってみたい」という人が出てくれたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!